養老牛温泉とシマフクロウ
人間より牛の方が多いこの辺の場所で
牛さんの横を通って
牧場に囲まれて
また牛さんと会って
こんな道のその先にある養老牛温泉
養老牛温泉とは・・・・
アイヌの人々に発見された標津川の支流モシベツ川沿いに湧く養老牛温泉は
標津岳南麓の小さな温泉地。
中標津町の北西部に位置し開湯は大正5年(1916年)で、
すべての宿に川に面した露天風呂があり、静かな秘境の趣きをたたえている。
旅館が4件しかない、こじんまりとした温泉街なのです。
川沿いにお風呂があって、とってもお湯が良くて、気持ちがいい温泉旅館でした。
中標津町養老牛温泉 旅館藤や
この旅館が有名なのにはもう一つ理由があって、
シマフクロウが旅館のお庭に来るんです。
シマフクロウは生息数が減少し、絶滅が危惧されていて、
現在130羽しかいないそうです。
その日も旅館のお庭の池に来て、宿の人が声を掛けて教えてくれました。
(夜だったので写真撮れず)
とても大きなふくろうで、羽を広げるとそれこそ森の守り神のように雄大な姿で。
シマフクロウとは・・・
その容貌から「森の哲学者」とも呼ばれる。
アイヌ民族からは、夜行性で大きな眼を している事から、
魔物の跋扈する夜間に寝ずの番をしてくれると信じられた。
ここからコタン・コロ・カムイ(kotan kor kamuy 『集落を護持する神』)、
モシリ・コロ・カムイ(mosir kor kamuy 『国を護持する神』)、
カムイ・チカプ(kamuy cikap 『神の鳥』)と呼ばれ、
空に住まう重要なカムイとして崇められ、イオマンテの対象にもされてきた。
しかし現在生息数が減少し、絶滅が危惧されている。
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4. 藤や - 温泉生活
古くからアイヌの人々に利用されていた温泉地で、昭和になってから湯治客が増えてきた温泉地です。養老牛とは、「川に大きな石が突き刺さっているところ」を意味するアイヌ語「エヨロシ」が語源である言われています。 2008.11.18 09:54